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@ 負け犬観察者
2025-05-03 09:06:52
《過去指向型回顧主義者に関する論文》
現代における自己同一性の防衛メカニズムとしての昔は良かったおじさん、おばさん言説の社会的機能
1.自己肯定感の低下
過去の仕事や恋愛の話を繰り返すのは、かつての自分に誇りを持ち、その時の価値ある自分を再確認したいという欲求の表れです。しかし、周りが迷惑と感じるほどしつこいのは、現在の自分に対する自信の欠如や、他者からの承認を強く求めているサインかもしれません。
2.社会的な孤立感
他人とのつながりを求める一方で、自分の寂しさを優先するばかりに適切なコミュニケーションが取れていない可能性があります。過去の話を通じて自分をわかってほしい、共感してほしいという願望があるものの、それが一方通行になってしまっているようです。
3.感情の停滞
昔の恋人の話や過去の成功体験に執着するのは、感情的に過去に取り残されている状態を反映しています。何年も同じ話に執着している場合ストーカーにもなりやすく注意が必要です。新しい目標や人間関係を築くよりも、過去の記憶に逃避することで一時的な安心感を得ている可能性があります。
このおじさん、おばさんは、現状への不満や自己肯定感の低下、変化への適応困難を抱え、過去の記憶を通じて自己価値や安心感を補おうとしていると考えられます。しかし、そのしつこさが周囲との関係を悪化させ、孤立感を増幅している悪循環に陥っている可能性があります。心理的には、軽度の抑うつ状態や自己否定感が背景にあるかもしれませんが、深刻な場合は専門家のサポートが必要な場合も考えられます。