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@ メイソァ
2025-02-28 14:37:22
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202203/202203_01_jp.html
Q現在、3月3日に雛(ひな)人形を飾る雛祭りが行われますが、雛祭りはどのようにして生まれたのでしょうか。
古くから日本では、3月上旬の「上巳(じょうし)」と呼ばれる日に「人形」を用いた厄払いの行事が行われていました。この風習と「ひいな遊び」が時代とともに融合し、雛人形を飾り、女児の健やかな成長を祈る雛祭りとなったと考えられています。16世紀末に宮中で行われた雛祭りが、文献に記録されている最初の雛祭りです。その後、雛祭りは武家の人々に広がり、17世紀前半には一般の人々の間でも行われるようになりました。雛祭りの雛人形は当初、素朴な服装の男女一対の人形でしたが、公家の衣装を着た豪華な人形へと変わっていき、大きさも大型化、飾る人形の数も増えていきます。その中でも、18世紀末に江戸(現在の東京)で作られた「古今雛(こきんびな)」は、当時の一般の人々がイメージする公家の姿を反映した雛人形で、華麗な衣裳と美しい顔立ちで、人気を集めました。